歯舞水産物ブランド化推進協議会

「歯舞水産物ブランド化推進協議会」は、北海道の最東端、根室半島の歯舞地区で漁業を営んでいる漁師が集って設立しました。歯舞地区は、沿岸における昆布やフノリ漁、また、秋サケ・ウニ・コマイ・カレイ・アサリ・ホッキ・カニ漁など、沖合ではサケマス・サンマ・タラ漁など、様々な海藻類や魚介類が水揚されます。
当地は一年を通して厳しい気象状況・操業条件にあり、特に秋冬の漁は心も体も凍るほどで、海水温の冷たさは手足が痺れるほどです。また、北洋での操業は大シケや船体の結氷など死を意識することもあり、実際に尊い生命を落とした仲間も大勢いるほど大変厳しいものがあります。

このように苦労し、時には命懸けで獲った魚が、どこで・どのように食べられているのか、私たち漁師には大変興味がありますし、魚を獲る苦労を知ってもらい、消費者に安心して食べてもらうためには、どこで・どのように獲っているのか皆さんに知ってもらう事が大切であると思っています。この事が、協議会独自のホームページ開設に至った大きな理由のひとつでもあります。
私たちは、これからも各種漁業において頑張っている仲間の姿を！そして、旬の魚介類や当地のニュースを！出来る限りタイムリーに！ウェブページを通じて皆様に発信していきたいと考えています。またのお越し（アクセス）をお待ちしております。

歯舞水産物ブランド化推進協議会 会長 小杉和美