歯舞水産物ブランド化推進協議会

　当協議会の設立に至った経緯は、北海道開発局が推進する地域振興策「北海道マリンビジョン構想」を核に、地域住民協働の取組みによって組織された「歯舞地区マリンビジョン計画」を推し進める一環として、歯舞地区に水揚される水産物のブランド化を図ることを目的として、平成18年に設立されました。

北海道マリンビジョン構想とは？

　水産物の安定供給と水産業及び漁業者の健全な発展をめざし、活力のある水産業や漁村の将来像を実現するため、北海道の資源を活かしながら、漁業者、関係団体や行政の役割分担を踏まえ、それぞれの課題に対応しようとするものです。

歯舞地区マリンビジョン計画とは？

　歯舞地区マリンビジョンは、歯舞ブランド確立に向けて多様な取り組みを展開し、この取 り組みの過程で水産業はもとより地域経済や社会の活性化を目指すものです。
　ブランド化への取り組みを通じた漁業振興と納沙布岬観光の振興とをあわせた地域の活性化に向けて、漁業者だけでなく地域のしている様々な企業や関係者が一体となって取組を展開していきます。具体的には 「歯舞ブランド確立に向けた多様な取り組みの展開 「ブランド化への取り組み 」 による漁業の振興 「漁業からの新たな取り組みによる納沙布岬観光の振興」の３本の柱 により推進し、基幹産業である漁業の振興のみならず、多様な取り組みを通じて地域の活性 化を図ろうというものです。

観光事業への具体的な取り組み

　観光振興の具体的取り組みとして、”見る・食べる・体験する”をモットーに漁協指導船による”遊覧船運航”（H20年より実施）、歯舞の水産物を提供する”漁協食堂”の開設、アサリ堀りやウニ・エビ採りなど漁業体験型観光の構築を目指しています。